市役所の無料法律相談の実態

離婚相談の選択肢として、自治体つまりは市区町村役場が開催している弁護士による無料相談というものがあります。

この市役所の無料法律相談の実態について書きます。
もちろん、ここに書いているだけがすべてではありませんが、こういう傾向があるのは間違いないと思った方がいいです。

まず、たいていどこの市役所でもこの無料相談というものがあります。
中には、弁護士だけでなく、司法書士や行政書士による相談会もあると思いますが、行政書士などは離婚について知らない人も多いんですね。
だから、市役所の無料法律相談とは、弁護士による無料相談のこと指していると思ってください。

無料法律相談は、住民であればだれでも無料で利用することができますが、あらかじめ予約をしておかないといけません。予約については各自治体に問い合わせてみてください。

で、その予約時間に会場にいき、無料法律相談を受けるわけです。
相談時間は、15分というところが多いみたいですね。30分という所もごくごく一部ですがあるようです。

この短い時間で、あなたは離婚相談するわけですが、いきなりぶっつけ本番で行っても、何を聞けばいいのか、何から質問したらいいのか分からないと思います。

なので、相談時に聞きたいこと、すなわち、質問リストを用意しておきましょう。
といっても、これは弁護士に見せるものでなく、自分が見るものです。
メモ程度でいいですよ。

そうすることによって、限られた時間を有効に使う事もできますし、相談が終わった後になって、質問したかったのに聞くのを忘れたという事を防ぐことができます。

ここからが、いよいよ自治体による無料法律相談の実態ですが、私は、「満足した」「行ってよかった」という声を聞いたことがありません。

最高に高い評価でも「行かないよりはマシ」「少しは役に立った」くらいです。
ほとんどが「腹が立った」「全く役に立たない」「何様なの?」というような評価ばかりです。

なぜ、このような低い評価ばかりになるのかというと、一つには短い相談時間があると思います。15分なんかでは、十分な相談ができないのは当たり前です。さらに、相談者が身の上話から入ったとしたら、何も聞けずに終わると思います。だから、最低でも質問リストを用意して置くのが重要なんです。

とはいえ、時間が短いのが原因だと「腹が立つ」という事は起きないはずです。

これは、弁護士の業界がひどいからという事に他なりません。
この時勢、弁護士業界は、はっきり言って今だに殿様商売をしていますし、敷居が高いのが現実です。
つまりは、お客様との接し方を勘違いしている先生が多いんですよね。

そんな弁護士が、市役所の無料相談なんかにきちんとした対応をすると思いますか?
「無料で教えてやるんだから文句言うな」という姿勢なのは容易に想像つくと思います。

要するにやる気がないわけです。短い時間なりに精いっぱい回答しようという姿勢はありません。

さらに、ドラマなどに登場する弁護士は一生懸命でかっこよく、依頼者の為に最高に動いてくれます。このドラマの弁護士が誤解を生むわけです。現実は、ひどいもんですよ。

さらにさらに、無料相談の弁護士は、暇な弁護士が多いのも事実です。だって、忙しい弁護士が、1日中市役所で相談する時間なんかあると思いますか?もちろん、そういう人もいないとは言えませんが…

こういうのが、市役所の弁護士による無料法律相談の実態です。

具体的な例だと、夫の浮気による離婚の相談に行って質問したら、「女にも性欲がある」などと言われた話もあります。

また、質問をしたら「その質問については、正式に事務所に来て」と言われた人もいます。何のための相談だったの?と怒るのも無理はありませんよね。まあ、暇な弁護士が、自分の事務所の撒餌として、無料法律相談をしているといういい例ですね。

ほかにも、高圧的で腹が立った、全く回答になっていない、というような話はよくあります。

しかし、これが市役所などの自治体が開催する弁護士による無料法律相談の実態だと知ったうえで、準備をして臨めばそれなりに利用価値はあります。

まず、質問リストを作ることは絶対です。この質問に「どうすればいいのでしょうか?」という質問は、市役所の無料法律相談には向いていません。簡潔な質問ばかり用意しておきましょう。

そのうえで、弁護士はお客様との接し方を知らない人が多いのを知ったうえで行きます。
そうすると、無料で弁護士に質問して回答してもらえるわけですよ。お得です。

ただ、あくまで無料というのを理解しておきましょう。
本当にじっくりと弁護士に相談したいのであれば、ちゃんとした有料の法律相談に行ってください。
ちなみに、弁護士の相談料の相場は1時間1万円ほどです。

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