親権の押し付け合い離婚

子供がいる夫婦が離婚する時に、絶対に決めておかないと離婚できないというものが親権です。
離婚届には親権欄があり、そこが未記入だと離婚届を受理してくれません。

一般夫婦の離婚は、「離婚する」という点さえ合意しておけば、親権さえ決まれば、養育費や財産分与等の他の条件は、案外スムーズに協議で決まります。
もちろん、金持夫婦であれば、財産分与や慰謝料でもめにもめることもありますが…

一般の夫婦であれば、子供の親権は、夫が身を引かない限り、必ずと言っていいほど争いになります。
いわゆるこれが親権争いです。

親権争いといえば、普通は「どちらが子供の親権者になりたいか?」という事ですが、ごくごくごくまれに、父親・母親ともに離婚はしたいが親権はいらないという親権の押し付け合いがあります。

信じられないと思う人がほとんどでしょうが、そういうことがあります。

基本的には、遊び盛りの遊び人の若い夫婦が仕方なくできちゃった婚したようなケースで、まだまだ遊びたいという欲求が強いような場合です。いわゆる、子供が子供を産んだ場合で、子育ての大変さから離婚するようなケースですね。

それでも、両親ともに「子供はいらない」というようなことは普通ではないんですが…
まあ、普通じゃないケースと言えます。

結局、子供がいると、離婚後に遊んだり恋愛をする時に負担や足手まといになるということしか頭にないダメな父親と母親ですね。

でも、子供の押し付け合い離婚は本当にあります。
両親が、子供を虐待しているようなこともありますので、こういう事はあるんだろうなという事は想像できるとおもいます。

そういう最低のケースで離婚するには、通常の親権争いと同じですね。
協議でダメなら、離婚調停を申し立てるしかありません。
結局、「どちらが親権者になるか?」という点で争いがあるのは同じ事ですから。

ただ、決定的に違うのは「親権者になりたい」というのではなく「親権者になりたくない」という点が違います。
なので、その点を離婚調停で決めるわけです。

でも、調停委員も呆れると思います。
下手すりゃ怒られます。通常、調停委員が怒るなんてことはありえないのですが、可能性はあります。
怒られなくても、諭すことぐらいはするでしょう。

でも、結局、流れは、普通の離婚調停と何ら変わりません。
この離婚調停が不成立に終わると、離婚裁判ということになるのでしょうが、親権を押し付けあう離婚裁判なんて弁護士は受けたがらないでしょう。

そもそも離婚判決がでるのでしょうか?
この点は、例を知らないので分かりません。

それに、親権を押し付け合う離婚をするような人は、離婚裁判をするようなお金も頭もないと思います。

よって、親権者になることをお互いに拒否しているような場合の離婚は、なんとか協議か、それができないなら離婚調停で離婚を成立させるしかないでしょう。

それにしても、子供は親を選ぶことができません。
こんな親の元に生まれた子供が不幸です。
ですが、こんなひどい現実もあるという事を知っておきましょう。

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