調停委員の実態



離婚調停のかじ取り役でもあり、重要な調停委員。

調停委員は、中立の立場でお互いの話をじっくり聞いて、その意見を調整し、合意にもっていく重要な役割を担っていますが、調停委員も人間なので人それぞれに対応が違います。

ということは、アタリハズレがあるということです。

では、当りの調停委員とかハズレの調停委員とはどういった調停委員を指すのでしょうか?

実は、これがひと言でこの調停委員が当りだというようなことは言えなくて、ある人にとってはアタリの調停委員でも、別の人にとっては同じ調停委員にもかかわらずハズレということもあります。ほんとに、その案件、当事者それぞれによります。

ひとついえるのは、最高の調停委員とは、全く偉そげな態度を取らず、話をじっくり聞いてくれ、適切な知識を持って色々なアドバイスもしてくれ、お互いの意見を上手に調整して、時には合意案まで出して当事者双方にいいように説得してくれるような調停委員です。

もちろん、このような調停委員が必ずしもあなたにとっていいとは限りませんが、こういう調停委員が調停成立させるには一番いい調停委員でしょう。

でも、もちろん、そんな調停委員ばかりではありません。
なかには、とんでもない調停委員もいます。

例えば、
 とにかく偉そげな調停委員。
 自分の意見や考えを押し付けまくる調停委員。
 人の話を全く聞かない調停委員。
 相手の肩ばかり持つ調停委員。
 何もしてくれないいていなくても一緒の調停委員。
 自分は全く悪くないのに説教ばかりしてくる調停委員。
 相手の弁護士と仲が良くて、一緒になって攻撃してくる調停委員。
 諦めが早くて、めったやたら調停を不成立で終わらせようとする調停委員。
これらは、実際にいた調停委員です。

もちろん、こんなクソ調停委員ばかりではないでしょうが、とにかく、調停委員にはあたりはずれがあるということです。

それどころか、最低限の法的な知識すら持っていない調停委員もいるのです。
なので、調停委員の「法的には〇〇ですよ」なんて話が正しいとは限りませんので、すべてを信じないようにしてください。

実際にすごい間違ったことを言っていたケースもあります。
気になる点があれば、次回調停までに、弁護士に法律相談して聞いてください。

で、ここでこう思う人もいると思います。
それは「調停委員は、弁護士がしているんじゃないの?」です。

実は、調停委員で弁護士もしているという人はごく一部です。
調停委員は、弁護士や法律関係職でない人の方が多いのです。

たとえば、学校の校長や民生委員といわれる人も調停委員をしていたりします。
ほぼ間違いない点としては、人生経験が豊富な年長者(おじいちゃん・おばあちゃん)が調停委員をしていますね。

で、調停委員なる際に、研修みたいなものはあるみたいで、基本的な心構えや知識は教えられるようです。
が、実態はよく分かりません。

さて、夫(男性)が、離婚調停で子供の親権取得を主張すると、調停委員に、「普通は母親が親権者になりますよ」とか「父親が親権を主張することって珍しいですよ」とか、親権を主張すること自体に怪訝な顔をされたなんて話をよく聞きますが、無視してください。

親権争いが深刻化すると、離婚調停が不成立になるから、まずは軽いジャブで、親権を譲る可能性が高い父親を振るい落とす調停委員の策略ではないかと私は思っています。

調停委員にも成績みたいなものはあるなんてことも言われますが、そう考えると、上記の点も理解できます。
といっても、真実は分かりませんが…

ゆえに、滅多やたら話をまとめようとする調停委員もいるようです。たしかに、いつも不成立ばかりになっている調停委員より、いつも成立させている調停委員の方が、民間企業の評価基準で考えると、成績がいいということになるでしょう。

ひとつの傾向として、70歳を過ぎているようなおじいちゃん調停委員はよく説教をしたり、「私達の時代では…が当たり前」なんてことを言われやすいようです。

もし、運悪くハズレ調停委員になってしまっても、その調停が終わるまでは調停委員が変わることは基本的にありません。ただ、ごくまれに何らかの事情で途中で調停委員が変わることもあります。

ハズレ調停委員にあたると、離婚調停自体がストレスでたまりません。
でも、仮に偉そげでも上手にまとめてくれたりするなど、ハズレといっても、いい点はあるかもしれませんので、悲観しないでください。

とはいえ、上記のようなハズレ状態に3つ以上該当するようなクズ調停委員に当たったら、あきらめるか、取り下げも検討してください。

もちろん、調停委員に対してのクレームをいうことはできますが、裁判所は究極のお役所仕事をしている閉鎖的な組織なので、クレーム程度では何も変わらないと思います。

まあ、調停委員はきちんと中立でじっくり話を聞いてくれ、上手に話をまとめてくれるなんて理想は持たないほうがいいですよ。それより、担当の調停委員の性格や性質を見抜いて、上手にコントロールし活用することの方が重要です。

ちなみに、標準的な調停委員は、「とりあえずは中立で、ある程度は話を聞いてくれ、時には説教され、法律的な案もたまには提供してくれ、一応説得はしてみます」というような感じです。

実態として、調停委員の立場上、積極的に説得をしてくれる調停委員はあまりいないようです。そうしてくれるとまとまりやすいのは確かなんですが…

とにかく、調停委員には当たり外れがあり、調停委員の実力やスタンスによっては、調停がうまく合意するかしないか、かなり影響されるということです。

まあ、調停委員に不満を持っている人がとても多いというのも事実です。
調停委員に対して、過度に期待しない方がいいでしょう。

これが調停委員の実態です。

そして、その調停委員との付き合い方しだいで、離婚調停は大きく左右されるのです。なので、その調停委員を上手に活用して、離婚調停を有利にする方法を以下で紹介しておきます。

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